整形外科を受診される患者さんは、腰痛症が一番多いのではないかと思います。
一般的に整形外科では、『痛み止め』や『筋弛緩剤(筋肉を和らげるお薬)』、さらにシップなどが処方され、これまでうまくいかない時に電気治療や骨盤牽引等のリハビリテーションが追加されます。
また場合によっては、腰への局部注射や神経周辺へのブロック注射なども併用されますが、これらの治療をあれこれとやっても、症状がびくともせず、良くならない患者さんがたくさんいらっしゃいます。
ここまで来ると西洋医学ではお手上げです。しかし諦めないで下さい!
こんな時に、漢方薬の出番となります。
「漢方薬は長く飲み続けないと効果が現れない」と思われがちですが、漢方治療に切り替えて、スッキリ良くなった患者さんを今まで何人も見て来ました。
また、痛みと同時に『しびれ』を伴う方も多いと思いますが、この『しびれ』が厄介なのです。
整形外科ではビタミン剤や血行が良くなるお薬を処方するのが一般的ですが、実際には半数以上の方に効果がありません。
このしびれに対しても、漢方薬は比較的効果を示す事が多い印象にあります。
ただし、腰痛や坐骨神経痛、更にしびれなどに使用する漢方薬は多種に渡りますので、何が原因でその症状を起こしているのかを東洋医学的にキッチリ分析する事が必須になります。
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